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北海道の大自然は普段から感じていますが、知床は世界遺産だけあって一線を画していると思う道民ユウトです。
都会の日々の喧騒を離れ、大自然に身を委ねる。そんな北海道の魅力を存分に味わいたければ、世界遺産としても有名な知床が一番オススメ。
また、北海道のグルメである海産物も十分に楽しめるホテルをご紹介。
知床に来るだけでも時間がかかりますし、移動距離が長く疲れるので2泊3日くらいの予定を確保しておいた方がゆったりと回れていいんじゃないかと思います。
今回は知床観光2泊3日のモデルコースについてご紹介します。
ちなみに、北海道旅行のオススメルートを記事の最後の方でもご紹介しています。
知床は大自然の宝庫。ロングドライブは覚悟の上起こし下さい
知床はエリア名として定着していますが、実際のところは知床という名前がある地点は、知床半島突端(とったん。端っこという意味)にある「知床岬」や「知床峠」「知床岳」「知床五湖」といったところだけなんです。
世界遺産に登録されているのは知床国立公園ですが、観光というよりかはアクティビティー(トレッキングや流氷クルーズなど)がメインになっていると思われます。
南東に位置する羅臼町(らうすちょう)と北西側にある斜里町ウトロ(宇登呂)地区に大きく分かれていて、ウトロ側の方が知床観光船や、知床五湖、数々の夕日の景勝地なども多くあり、温泉街・宿泊地も充実しているのが特徴となっています。
- 女満別空港からは約100km、自動車で約1時間30分~2時間
- 旭川空港からは約300km、車で5時間
- 新千歳空港からは一般道も通って約447km、約7時間45分
と移動だけでもかなり大変。体調と余裕を持った旅行計画を立てましょう。
知床旅行にレンタカーをオススメする理由
北海道を快適に移動しようと思ったら基本的には車が一番です。
なぜなら公共交通機関が未発達だから。
田舎(知床までともなると都合の良い時間帯に公共交通機関が動いてないことも多い)ならではの問題とも言えますが、広い道路を悠々と走れるというのも北海道の魅力の一つ。
北海道旅行にはレンタカーが必要?レンタカーを使うべき6つの理由
北海道を走る上でどのレンタカーを選ぶのが良いのかについても書いてるので是非参考にしてみてくださいね。
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知床までのルートは変わり映えのしない田舎道。途中鹿やクマに注意!
ちなみに知床までの移動は田舎道をただひたすら走るだけです(笑)
途中に寄れるスポットというものがほぼ存在しないゾーンになるので、アクティビティーに参加しようと思っている場合、さらには慣れない道の長距離ドライブで余計に疲れるので、シカに十分に気を付けて運転してくださいね。
それと大自然ということは野生動物が闊歩(かっぽ)しているという事。
社外に出ての撮影や不用意な行動は危険ですよ。
ちなみに、こういったお話も上がっています。
知床五湖方面は、自然センターから先、一回登り、それから200mほど下って
イワオベツ、そのまますぐに150mほど登るルートです。車の運転が心配ならば、宇登呂から路線バスを使うか、
ガイドさんに連れて行ってもらうと良いでしょう。自然センターに行かれる時、夕方になるのであれば、宇登呂(ウトロ)側から行って、国立公園の看板を過ぎた先から、エゾシカが斜面や道路上に現れるので、運転にご注意ください。
知床峠へは、自然センターから分かれ、宇登呂(ウトロ)側はそんなに厳しい道ではありませんが、羅臼(ラウス)側は結構厳しいルート。
国後島(くなしりとう)が手に取るように見えますから、行って損はないポイント。宇登呂(ウトロ)側へゆっくり下られれば良いでしょう。
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知床を訪れる際の注意点
観光スポットの前にちょっとお知らせがあります。
知床の道路は通行止め期間があります(冬期間)
国道334号 知床横断道路の冬期通行規制について
国道334号知床横断道路は、
平成30年10月23日(火)から平成31年4月下旬(予定)まで
冬期通行規制を行います。
規制区間
目梨郡羅臼町湯ノ沢(通行止めゲート) ~ 斜里郡斜里町字岩尾別 道道交差点(通行止めゲート) 23.8km
規制内容
夜間通行止め・・・10月23日(火)から11月6日(火)までの17時00分から翌朝9時00分まで
冬期終日通行止め・・・11月6日(火)17時00分から平成31年4月下旬(予定)までの終日詳しくはこちらを参照してください。
出典:網走開発建設部
こちらのツイートが分かりやすいかもしれません
知床観光4大スポットについて
知床と言えば道民の僕からしてもネイチャー産業とでもいいましょうか、存在そのものが見るに値する観光地というイメージがあります。
都会では絶対に見ることのできない大自然の営みを肌で感じることのできる唯一の環境で、見ているだけで心が洗われる…というのは大げさかもしれませんが、例えるなら夕日(サンセットと言えば響きがいい?)一つとっても感動的な一瞬を拝むことができます。
夜には他に明かりなどもありませんから、暗いので他の光に邪魔されることなく、満点の星空を好きなだけ眺めることもできます(夜は冷えるので防寒着を夏でも忘れずに)
僕は海外旅行も好きなのですが、知床の海辺で眺めるサンセットや満点の星空は決して引けを取らないと自信を持って言えます。
こればかりは現地に来てみて見ないと分かりませんので是非機会を作って訪れてみてくださいね。
やはりその中でもオススメなのが
- 知床五湖(国立公園)
- 知床峠
- オシンコシンの滝
- 各種アクティビティー
となっています。
ちなみにこちらのサイトでより詳しい情報が載っています。
その1.知床五湖(国立公園)
知床半島の原生林の中に点在する、5つの不定形な湖。各湖には固有の名称がなく、便宜的に一湖、二湖と呼ばれている。流れ込む川も、流れ出る川もない、実に珍しい湖。
駐車台数:76台(有料)
その2.知床峠
標高約738m、知床連山を横断する知床横断道路の最高地点。峠一帯はハイマツの樹海。知床横断道路では、駐車場とトイレがある唯一のレストスポット。売店などはないので注意。
駐車台数:66台(無料)
その3.オシンコシンの滝
斜里とウトロを結ぶ、国道334号沿いにある知床半島最大の滝。滝は途中で二筋に分かれるため“双美の滝”の名もある。滝の上には散策路があり、頂上には展望台がある。
駐車台数:41台(無料)
*上記をクリックすると楽天の詳細ページに飛びます。
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その4.各種アクティビティー
ちなみにまっすぐ知床のホテルにチェックインする前にアクティビティーに参加して時間を潰すという午後便もあります。お好みで選んでくださいね。
こちらは知床岬をクルージングするというプランです。
ヒグマなどの野生動物やイルカにも会えるようなので、ドキドキしながら参加してみてくださいね。
または、夜の時間を有効活用したいというのであればオススメはこちら。
夜の知床の森へ出かけたり、
知床五湖を回ったり、
羅臼湖を回ったり、
知床スター&ムーンウォッチングなど盛り沢山なプランから選んで参加できます。
知床のオススメホテル
こちらのホテルは【マルスコイ】と言われる食事(バイキング)がオススメ!!知床の大自然の恵みを堪能できるプランになっているので満足できると思います。
ちょっと料金を上げると毛ガニが一杯ついてきたりするので、ご検討のほどを。
その次にオススメなのがこちら。ウトロ港に面し露天風呂付客室やラウンジテラス、最上階大浴場などが楽しめる最高級クラスのホテルです。
最近ではオールインクルーシブ制を取り入れ食事や軽食、アルコールについて基本追加費用がかからない制度になっているので魅力。
マルスコイよりは品数が少ないけれど、料理の一品一臂の質が高くオトナが宿泊するにはラグジュアリーで大変オススメ。
知床観光モデルコースの例をご紹介
知床は道民でも中々足を運ばない(遠いので)エリアになっています。
事実、旭川市民の僕もかなりの気合を入れないと知床まで行こうとはあまり思わないから。
なぜなら、知床まで300km、函館まで450km(札幌までは150km)移動だけでも半日かかります。
- 道民コース
- 内地コース
と分けてご紹介しようと思います。
道民コース
1日目:ほぼ移動メイン
9:00:旭川から知床まで移動。ほぼ1日移動(約300km、休憩挟んで約6時間)となるので観光は翌日からの方がいいでしょう。
11:00:暫定高速に乗り遠軽の道の駅で昼休憩。ここには足湯もあるので一休みにはちょうど良いです。
13:40:道なりの東藻琴の道の駅でトイレ休憩(6月には芝桜公園が見どころです)
15:00:途中オシンコシンの滝に立ち寄って滝と水源の迫力を体験するのもいいでしょう。
15:30:ホテル着(僕らは北こぶし知床 ホテル&リゾートに宿泊)
移動の疲れもあったので、オールインクルーシブでビールを飲んで足湯に浸かり、食事と温泉を楽しみました。
2日目:観光メイン(1日目と2日目で宿泊するホテルを変えるのもオツです)
9:00:知床峠へドライブ(ここで羅臼に移動するか留まるかを選択。下記は留まるパターン)
9:40:峠着、景色を堪能し、知床五胡(国立公園)へ移動(途中カムイワッカ湯の滝もありますが、砂利で車が汚れますので、自家用車の場合は避けるのが無難)
10:20:知床五胡(国立公園)着。駐車時料金500円(こちらは公園の保全に使われます)。
遊歩道を散策できます(ガイド付きのトレッキング「熊普通に出ます(笑)」に参加する場合は、大ループツアー:8:10・15:30の2部制。小ループツアー9時・11時:13時半・15時半とあります)時間に合わせて選択してください。
11:50:知床五胡(国立公園)を出発(このケースはトレッキング不参加の場合です。トレッキング参加の場合は時間を調整する必要があります)
昼食(オススメは)
12:30:【クジラ・イルカ・バードウォッチング】コースのプランに参加の場合は昼食を早めにとっておくのがよいです。
15:30:知床世界遺産センターで知床について知りましょう。
17:00:ホテルに帰還。夕食をとって夜のツアーに参加する場合は休憩を取ります
20:00(任意の時間):ナイトサファリ知床(一例)に参加。送迎ありなので安心です。
21:30:ホテルに帰還。2日目終了。
3日目:基本的には帰路に着きますが、体力に余裕がある場合は3日目に観光船という手も
10:00:ホテルをチェックアウトし、【10:15発・秘境知床岬航路】秘境の地・知床岬を船からご覧下さい♪のプランがオススメ(乗船時間:約3時間45分)。
遊覧船へ乗った後(乗らなかったとしても)は各人の帰路へ
となります。
内地コース
基本的には上記の道民コースを参考にしていただきたいのですが、空港をどこを使うかによってスケジュールが全然異なってくるので注意が必要です。
なので飛行機をどの場所で乗るかが大きなポイントとなってくるかもしれません。
- 女満別空港の場合
- 新千歳空港の場合
で分けて紹介しますね。
内地コース:女満別空港利用の場合
推奨は女満別空港(知床までの移動時間は約100km、車で約1時間30分~2時間と短縮できるので知床滞在時間を延ばすことができます)。
例えば、1日目羽田から女満別空港の便の場合一番早いのが7:10発で8:50着となります(JAL便で調べています。実際の時刻と異なる場合もありますので、事前にご確認してください)。
そこからレンタカーを借りて移動すれば、1時間50分程度でホテルまで行ける計算になります。
チェックインまで時間があるので、12:30の【クジラ・イルカ・バードウォッチング】コースのプランに参加できます。
帰りの便は15:10と20:15がありますが、20時代はさすがに遅くそこまで時間を潰せるかが問題と思われます。
場合によっては羅臼の方まで3日目に足を延ばして帰ってきても全然余裕なイメージですが体力的に厳しいと思います。
内地コース:新千歳空港利用の場合
羽田ー新千歳空港を利用する場合は便数は多いのですが、移動距離と時間が膨大になります。(参考時間:新千歳空港からは一般道も通って約447km、約7時間45分)
1日目羽田を6:15に出発する便に乗れれば新千歳空港に8:05に着きます。ただ…この時間になるとなると時間や体調の調整もかなりハード。
観光予定としては新千歳空港の場合は1日目と3日目はほぼ移動で、2日目に集中して観光せざるを得なくなります。
ホテルに着くのが9:00にレンタカーの乗って出発したとしても17:45着です(休憩なしの理想値)。
次に現実的な時間が7時代(これでも7:20発、8:50着(笑))同上の予定で18:35着
3日目、8時にチェックアウトしたとしても17時発に間に合うかは微妙なところです。
新千歳空港ー羽田の便で遅いのは21:05と21:30です。
レンタカーを返却したり色々手続きに時間を要しますので、余裕を持った時間割を考えないといけません。
余裕を持った予定にするなら、帰りの便を21:30に設定するのが一番滞在時間を長くできます。
それでも最終日は13時に知床を出発しないと間に合いません。以下に理想時間を詰め込んだ文字通り「モデルコース」を紹介します。
(仮)新千歳空港利用モデルコース
1日目
羽田空港を7:20発、8:50着で車で知床へ18:35着、チェックインし一休み。
食後、20:00(任意の時間):ナイトサファリ知床(一例)に参加。送迎ありなので安心です。
2日目
7:30:知床峠へドライブ、1時間程度散策。
8:30:知床五胡(国立公園)着、散策(ガイドツアーに参加もOK)遊歩道のみなら1時間程度の所要時間。
【10:15発・秘境知床岬航路】秘境の地・知床岬を船からご覧下さい♪のプランがオススメ(乗船時間:約3時間45分)。
任意時間:昼食をとる
ホテルに戻り、明日に備えゆっくり過ごす。
3日目
【9:45発・ルシャ湾航路】ヒグマの聖地・ルシャ湾や世界自然遺産知床の絶景を船からご覧下さい♪のプラン乗船(乗船時間:約2時間)。
昼食後、新千歳空港へ(12時半には出発)
20:45:新千歳空港着、レンタカー返却。
21:30:羽田へ
その他に周遊したい北海道旅行先をエリア別にご紹介
知床だけなら2泊3日でも魅力を十分に味わいつくせますが、ちょっと足を延ばしての観光だと結構きついです。
2泊3日のオススメ北海道旅行。カップルのための帯広~釧路~知床(道東)編
道東方面(帯広・釧路)を絡めれば3泊4日の余裕のある日程の方が断然お得。
こちらもモデルコースを作成していこうと思っているので、お待ちくださいね。
ちなみに、北海道旅行のオススメルートを以下の記事でもご紹介しています。
道央方面。定番の札幌~旭川(または小樽)周遊旅についてはこちらから。
北海道旅行予定者必見。オススメ道央エリア(札幌・小樽方面)観光まとめ記事
道南方面。温泉宿が充実しているルートはこちら。また、函館まで足を延ばす場合は
朝市にも立ち寄りたい所。
道南(登別~洞爺湖~函館)周遊。2泊3日カップルのためのレンタカー旅
まとめ
北海道の誇る世界遺産を擁する知床を味わい尽くす2泊3日のモデルコースについての記事を書きました。
自然が好きな僕としては是非訪れて欲しい場所の一つでもあります。
自然の中をドライブするだけでも気持ちいいのですが、夜の余計な光のない星空は本当に綺麗です。
ただし、自然以外は何もないので(笑)
自然とグルメを堪能する目的で知床旅行を選択してくれたら嬉しいです。
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