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どうも!紅葉音の客室露天風呂で感動し、虜になった道民ユウトです。
今回の記事はニセコにある【紅葉音】(あかはね)という知る人ぞ知る温泉地をご紹介しようと思います。
僕が客室露天風呂付のお部屋に泊まったのがこの【紅葉音】が初めてでした。
温泉に入れるなら部屋は特に気にしないというスタンスだったのですが、ここに泊まってからはその価値観が激変しました。
そんな感動すら覚えた内容(食事・客室露天風呂・泉質)を口コミとしてご紹介していきますので、あなたの旅の参考にしてみてくださいね。
別記事では紅葉音がオススメな理由4つについてと周辺スポットなども詳しく書いてあるので、そちらも見てみてくださいね。
紅葉音に泊まろうと思った理由
まずこの宿を知るきっかけになったのがご存知【じゃらん】を見ていて。
人気の温泉宿ということで4.2以上の高評価ではあったのですが、少々お値段高めということで、敬遠していました。
そして僕の住む旭川から結構遠い(242.7km。3時間18分の工程)ということと、周りに何もないロケーション(冬はスキーで賑わっていますが、夏場はラフティングなどのアクティビティーは盛んです)とも相まって温泉に泊まることしか目的にならなかったというのがもう一つの要因です。
道内の温泉旅行では1泊2日が大体お決まりの行程です。
移動距離もかなりあるし、往復の体力を考えると観光に回るのも結構大変だったので、そのままトンボ帰りというのがいつものルーティーン。
ま、温泉地というのは土地柄何もないのが特徴の一つでもあるので、そこらへんはどこでも同じようなものですが。
で、この紅葉音に泊まろうと思ったのが
- 食事
- 温泉
というのがポイントでした。
ロケーションとしてはかなりニセコの奥地になるので、人里離れたしなびた温泉地というイメージがぴったりです。
さっき「普通の部屋でも問題ない」と書きましたが、客室露天風呂付の部屋に決めた理由の一つが【平日に客室露天風呂が比較的安価に泊まれる】ということ。
後に書きますが、1日12組しか泊まれないため、週末には中々に予約が取りにくいので平日というのも良かったのかもしれません。
僕は仕事柄平日休みが取れるのでその点でも良かったところです。
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こんな人にオススメ
- 平日休みが取れる人
- 旅慣れた30代カップル
- 硫黄泉が好きな人
- ちょっとぜいたくな気分を味わいたい人
- 食事を楽しみにしている人
- 客室露天風呂が好きな人
紅葉音を予約するまでに考えたこと、やったこと
基本的には温泉に泊まることだけが目的だったので、どのように移動するかのルートを探すくらいでした。
また、夏期間であれば後で書きますが「ラフティング」(急流川下り)などもやってからチェックインすることも可能なので、是非検討してみてください。
移動は公共交通機関はアテにしない方がいいかも
アクセスと地図はこちら。
無料駐車場:20台(予約不要で無料)
僕は常々北海道の移動(特に都市間や温泉地)のオススメの交通手段は【車】と言っていますが、紅葉音はぶっちゃけ車以外の選択肢がないというくらいの場所なのです。
夏はまだしも冬に来るとなるともう公共交通機関は選択肢には入りません。理由は簡単。
ここまで移動してくるのが大変だから。(ニセコ駅まで札幌から2時間半、新千歳空港からは3時間半)
公共交通機関ではこの宿に辿り着くのは移動時間的と観光目的では正直厳しい場所にあるので、車を利用ししっかりナビを設定して向かうようにしてください。(JR利用の場合はニセコ駅から無料送迎バスが出ているようです。要予約)
詳細については北海道旅行にはレンタカーが必要?レンタカーを使うべき6つの理由を参考にしてみてくださいね。
なので、車かレンタカーを利用するのがオススメです。
道民ユウト的レンタカーオススメはこちら。
沖縄・北海道など全国のレンタカー30社比較・予約!1日2000円の最安値!スカイチケットレンタカー
予約したのは楽天トラベル
やっぱり旅行と言えば楽天トラベル。
楽天トラベルは予約できるプラン数も多く検索しやすいので僕はとても気に入って使っています。
同じく「じゃらん」も独自の特典が付いている事が多いので利用することが多いですね(前に予約した時に夕食時のビールが付いたという特典は「じゃらん」でした)。
まあ、僕の場合は楽天カードを持っていて、ポイントを貯めやすく使いやすいので、旅行の時や普段の買い物でも楽天カードを非常に重宝しています(詳しい詳細は上記リンクから飛べます)。
楽天カードでお得に旅行をしたいなーと思ったらぜひこちらも覗いてみてくださいね。
実際に泊まったときの様子
僕の住む旭川からは3時間18分(Google調べ)だったので、結構道中が長かった感じがします。
そして、目的地をナビに設定しましたがちょっと曲がり道が分かりにくかったのでちょっと迷いました。
ようやく宿に到着し、車を駐車場(無料20台)に停め車から出たところでさっそく硫黄の臭いが…。硫黄泉だけあって結構な香りがするのを感じながら玄関へ。
仲居さんが出迎えてくれてチェックインをします。お出迎えの時点で高級感溢れる物腰での対応からして期待感が高まりました。
雨降りに行った時には玄関から傘を持ってお出迎えしてくれました。この辺りからハイグレードな感じがビシバシ感じましたね。
これも後に書きますが、「貴金属は外した方が良い」ということでいそいそと貴金属を外し館内へ…仲居さん達が出迎えてくれます。
待合室でチェックインの手続きと館内説明があります。見渡すとコーヒーメーカーやDVDの貸し出しもありました。
チェックインが終わり、部屋に通されるとこんな感じ(ちなみにこの部屋は露天風呂付きのです。正面の窓の向こうが露天風呂)。
僕らが泊まったのは洋室ツイン(8畳)ベッドの方は小上がりになっておりちょっと高くなっています。
客室露天風呂なんて敷居が高い感じがしてなかなか泊まるまでは踏み込めなかったけれど、この時点でこの選択は大成功な予感がしました。
一般的には露天風呂付客室というと2万円以上の所がザラですが、この「紅葉音」は
以下に詳細のプランを追記しますね。
話は逸れましたがいよいよ温泉に入ります。
客室露天ではないプランもありますが、ここではせっかくなので客室露天風呂を強くオススメしておきます。
だって、あの秘湯を独り占めにする感動をあなたにも味わって欲しいから。
僕が行った時期は8月だったけれども、お盆も過ぎるころには北海道は涼しくなってきます。
普段は結構な距離をタオルを持って入りに行く風呂場が移動距離2秒に短縮され、混雑していない自分たちだけの露天風呂につかりながらビールを一杯…
ディモールトッッッ!!(素晴らしい)
プランによってはビールがついているものもあるので、是非探してみてください(キリンの一番搾りが一人1缶付いているものと夕食時のドリンクがサービスのものがありました)。
大浴場まで行く場合移動が手間なのと、ビールなんて持ち込んだら他の客の迷惑になるので普通はできませんが、自分たち専用の客室露天風呂ならば誰の目も気にせずに温泉を自分の楽しみたいようにできるのが最高ですね。
ちなみに、客室露天風呂をオススメしている理由についてはこちらの記事にまとめています。
温泉に浸かった後は移動もドア一枚隔てた部屋に戻るだけなので、楽チン。部屋に備え付けのバスローブを着てくつろぎましょう。
こんな感じのが用意されています。
ちなみに、バスローブなんて着たのはお恥ずかしながらこの時が初めてでした(笑)
アメニティーの品ぞろえはあまり良くないがバスローブは最高!!
写真を撮るのを忘れてしまいましたが、浴室のシャンプーやボディーソープなどの品ぞろえはあまり良くなかったので、持参していくのがオススメです。
また先ほど書いたバスローブは使った方がいいです。使い慣れないアイテムですが、なぜここに置いてあるのかが使用することで実感できますよ。
タオルで身体を拭いてしばらく経っても温泉の効能的に身体が結構温まるので汗が中々引きにくいですが、バスローブを羽織ると汗が引くまで身体を冷やさずに過ごすことができます。
コレ!超便利ィィィィ!!
客室露天では風呂場までの移動時間がほぼないので、また入ろうと思った時にちょっと脱いでバスローブをハンガーにかけておけば乾きますので便利です。
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夕食は刺身の船盛りに殻付きウニと陶板焼きなど満載!!
温泉の楽しみと言えば、ご飯!!ですよね!今回紅葉音に決めた理由の一つについても書いてきましたが、この食事がとってもポイントが高いです。
ここの食事が食べられただけでも紅葉音に決めて良かったと思いました。それくらい全てにおいて美味しかったです。
ポイントとしては、
- 刺身の船盛り
- 殻付きウニ
- 牛肉の陶板焼き
などなど。
岩内産の魚介類が船盛で出てきます!!
別アングルでもう一枚(笑)
ちょっと見にくいですが、ウニは殻つきで出てきます。とろっとしていて産地直送の函館で食べた時の新鮮さを思い出しました。
船盛にされたウニを一目見てピンときました。「見たらわかるやつ!」色がそんじょそこらのものとは一線を画しているッッッと。
良くあるミョウバンで保存したものではなく、天然のそのままの状態の色が状態を表しています。
口の中に入れるととろーっとした触感に芳醇な海の薫りが口いっぱいに広がります。
岩内やるな!って感じです(笑)産地直送はダテじゃないですね(その点仕入れによって若干メニューに変更はあるようですが、僕が言った過去2階は同じものをいただけました)。
その他の刺身に関しても身が弾力があり、プルプル歯ごたえもたまりません。全体的に言えるのは【甘みがある】ということ。
手前にあるピンクのグラスに入っているのは食前酒です。ちょっとアルコールは高めですが胃を活性化させてくれるので、食が進むこと間違いなしです。
陶板焼きで牛肉もいただけちゃいます。火の通りと焼き加減が自分で調整できるので、自分のペースで食べられます。
柔らかくて、噛むとサクッと噛み切れる心地よい歯ざわり。
温泉宿でこれほどの食事に出会えたのは僥倖(ぎょうこう)ッッッ。リピ確定の瞬間でした。
ホッキの貝殻の中にご飯が詰まっています!!このご飯も味がしっかりついていてとっても美味しい!!このように趣向を凝らした料理が目白押しですよ。
朝食は自家製豆腐など朝から盛りだくさん!!
晩餐は以上でした。もちろんこうなってくると朝食にも期待が高まりますよね?朝にもすっげぇ物が出てきますよ?なんと!!自家製の豆腐(ゆず入り)
これまたうまい!!大豆の味が朝にピッタリで昨夜の酒で荒れた胃を優しく包み込んでくれるかのよう…(笑)
いや~堪能しましたね(以下は朝ご飯のおかず)
ご飯はおひつ(炊けたお米を移す器)に入って出てきます(お代わり自由)おひつって中々自宅では使わないじゃないですか。中々体験しないのでいい体験です。
北海道に住んでいるのに僕はあまりいくらを食べないのですが、ここのいくらはしっかりプチプチ口の中ではじけてベタっとした食感にならず、生臭くないというのが美味しかったです。
味付けも朝食にちょうど良い塩梅で朝から食べ過ぎちゃうこと必至です。
硫黄の温泉は数あれど、ここまでの温泉(泉質)と料理そして、環境(客室露天)が集まった温泉地は中々ないと思います。
是非紅葉音に泊まってみてください。
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利用した感想について(良かったこと&悪かったこと)
道民ユウトの評価
個人的な評価を載せておくので宿選びの参考にしてみてくださいね。
食事:
値段:
アクセス:
部屋の綺麗さ:
温泉のクオリティ:
良かったこと
まずは良かったことから。
- 温泉
- 豪華な食事
その1.温泉
お肌ツルツルになる泉質について
紅葉音の泉質は硫黄泉です。
泉質には色々ありますが、これは悪かった点にも入ると思うので後述しますが、入った後しばらく硫黄の匂いが取れなかった。
こんな風呂って中々ないでしょう?僕なんか始めていったときビビりました(笑)
また、皮膚からの吸収が良いのかその分発汗作用がとても良かったです。
そして、入った後の肌はツルッツルのピッカピカになります(笑)
部屋に備え付けのバスローブがあるので、寛いで汗が少し引いたら身体が冷えないうちにもう一度、と客室露天風呂ならではの風呂の利用の仕方もとっても素敵です。
天然クレイ(泥)使い放題
露天風呂のヘりの部分に桶がありまして、その中に泥(クレイ)が入っているのと、湯船の底に泥が沈殿しています。その泥(クレイ)をすくって身体や顔に塗ることで天然のクレイパックができます。
写真を撮り忘れてしまったのでツイッターから拝借。
この時目や口に入らないように気を付けてくださいね。かなりしみます。
塗ってしばらくするとお肌がツルツルになっています。保温効果も高く汗がじんわり出て止まらなくなりますよ!(それでも湯冷めには注意してくださいね)
まあ、お土産に持たされても自宅で使うには香りが強いのと、うっかり他の場所でこぼしてしまったらえらいことになりますので注意です。ここだけの使用に留めておくのが賢明ですね。
その2.豪華な食事
食事は先ほど書いたのがここでは割愛しますが、食事処へ移動していただくのですがバイキングではなくちゃんと個別に食事が設定されているのが高級感を高め、満足度を上げるための最良の策なんだと思いましたね。
悪かったこと
悪かったことに関してはこちら。利点も裏返せば欠点になってしまう側面もありますね。
- 貴金属は持って行くと変色する
- 肌に硫黄の香りがしばらく残る
- クレジットカードが使えない
- 悪天候時は露天風呂がぬるくなる&入れなくなる可能性あり
その1.貴金属は持って行くと変色する
旅館に入る前には「貴金属(銀)は錆びるので館内に持ち込まない方がいいですよ」なんて記載があります(笑)
どうしてかというと、やはりそこは硫黄泉ということもあり冒頭でも書きましたが、紅葉音に着くと硫黄の香りがします。空気に硫黄分が充満しているのですね。
ここからは実体験なのですが、「言っても車の中なら置いておいても大丈夫だろう」とタカをくくりそのままにして旅館へ行きました。
そうして、1泊後車に戻った時の事。
車の中に残していった指輪(シルバー)がちょっと変色してました…恐るべし!でも、見方を変えるとそれだけ「温泉(硫黄)の力が凄い」ということですね。
銀製品は袋に入れておくのが賢明でしょう。
その2.肌に硫黄の香りがしばらく残る
紅葉音の温泉は肌からの吸収が良いのか、しばらく(僕は一週間ほど)硫黄の香りが残りました。
そして、肌に香りが残るということは服にも香りが移るということでもあります。
従って、お忍びでの利用は避けましょう(笑)
というのは冗談ですが、紅葉音にいる間はそれほど気にならない(鼻が慣れる)のですが、旅館を離れると徐々に気になってくるかもしれません。
人によっては職場で気になるかもしれません。
その3.クレジットカードが使えない
これが一番問題かもしれません。
普段クレジットカード払いが多い人は現金をしっかり持ったか確認してくださいね。
宿泊後に「あれっ!?」とならないようにご注意を!!
入湯税が別途必要(一人150円)なのと、冬季(10~5月)期間は、一人につき暖房費として650円追加でかかります。
その4.悪天候時は露天風呂がぬるくなる&入れなくなる可能性あり
僕が泊まった時はなかったけど、気候の部分で露天風呂が入れないこともあるそうなのでご注意されたい(よっぽどの冬の大雪でもない限り大丈夫だと思いますが念のため)
せっかく露天風呂を堪能しようと思ったのに、露天風呂が入れないなんて悪夢のようですよね。
源泉かけ流し100%ということなので、自然の変化の影響をモロに受けてしまうというワケですね。
周辺スポットとアクティビティーについて
冒頭で「ラフティング」(急流川下り)についてご紹介しましたが、説明不足なところもあると思うので、補足します。
ニセコは川があって自然も盛りだくさんなロケーション。大自然のせせらぎを聞きながら川を豪快に下ってみるなんてことも素敵な思い出になることでしょう。
紹介は別記事でしているので、よかったら見てみてくださいね。
まとめ
今回はニセコ温泉の紅葉音をご紹介してきました。登別温泉も硫黄泉ですが、紅葉音ほどの硫黄感のする温泉は他にはありません。
食事も素晴らしいので、記念日やお祝いの時に泊まるというのも素敵です。
あなたの素敵な思い出に是非紅葉音を選んでみてはいかがでしょう?
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