知床北こぶしに旭川から車で宿泊。オールインクルーシブが魅力のホテルをご紹介

オススメ北海道旅行

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道民ユウト
道民ユウト

マルスコイと比較しても全く見劣りしない北こぶし。好きです。

今回は北海道の最西端知床に車で行ってきました。

北海道は元々自然豊かなんだけど、知床はまた別格。

知床といえば「マルスコイ」で有名なウトロ温泉 知床第一ホテルが鉄板なんだけど、今回はオールインクルーシブでサービスが楽しめる北こぶしに行ってきたので、ホテルや食事のレビューをします。

マルスコイが「量」なら北こぶしは「質」って感じの料理たちでした。

あなたの旅の参考になれば幸いです。

北こぶしは国内では珍しくオールインクルーシブ制

駐車場は平置きと屋根付きがありました。ちょっとした坂になっているので駐車に注意が必要です。

車を基本使う事になると思うのでレンタカーは必須ですよ。知床だからというだけなく北海道は車がないと移動が一苦労、いや二苦労します(笑)

公共交通機関が田舎なほど絶望的に悪いからなのですが…

詳細は北海道旅行にはレンタカーが必要?レンタカーを使うべき6つの理由を参照してください。

北こぶしというホテルは基本的なサービス食事、オヤツ、一部のアルコールが宿泊料金の中に含まれるオールインクルーシブ制になっています。

だから、着いてからすぐにビールで乾杯も自由!(サービス提供時間内ではあれば17時~21時)

足湯に浸かりながら夕食までの時間をこうやってのんびり過ごすこともできます。

オールインクルーシブ制はクラブメッドで体験していましたが、これよりちょっと時間に融通が利かない感じでしたね(本場はほぼで終日夜間専用のバーもある)。

ちょっと残念…。

ちなみに本場のオールインクルーシブを体験してみたい人はクラブメッドは英語教育にオススメ。国内にいても海外ステイを疑似体験できますを参照してください。

北海道であればサホロ、沖縄なら石垣島でも国内にいながら海外気分を満喫できます。

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北こぶしの4大魅力

僕が今回北こぶしに宿泊しようと思ったのは以下の4つ

  • 食事がちょっと豪勢
  • オールインクルーシブでアルコールが楽しめる
  • 足湯があってテラスでも過ごせる
  • ちょっと贅沢な時間を味わいたかった

というのが決め手。

一つずつ紹介していくと、

食事がちょっと豪勢

夕食はもちろんのこと、朝食もかなり豪勢なものをいただけました。

温泉宿泊って食事大事じゃないですか。

ライブキッチンで作り立てを熱々でいただくのはすごく良かったです。

冒頭で言った「マルスコイ」も海鮮がたくさんあって目移りするくらいすごいのですが、ある程度オトナになってしまうと、量は食べられません(笑)その分質を高めてみたいなと思った今回のチョイスは大正解。

オールインクルーシブでアルコールが楽しめる

詳しくは食事の章で紹介するけど、アルコールが追加料金なしで楽しめるのはとっても良かったです。

温泉とアルコールは切っても切れない関係(個人の見解です(笑))なので、ラウンジ限定ではあるけど好きに飲めるのは良かったです。

ただし!酔っ払って入浴するのは危険なので弁えて飲んでね。

足湯があってテラスでも過ごせる

温泉って極端な話部屋と温泉の行き来がほとんどじゃないですか。

行ってもお土産屋さん程度。もう少し他の楽しみないかなーって思っていた所に出ました!足湯。

車でロングドライブしてきた身体を労わる足湯(というか、足湯に浸かりながらビール飲んでるんだけども)。

海沿いの立地なので夕暮れも見られるのが嬉しいポイント。

ちょっと贅沢な時間を味わいたかった

何かと比較に出るマルスコイ。

こちらはどちらかというと「食」に重点を置いているホテルなんですよね。

対して北こぶしはラグジュアリー。

全体的に「質」を重視している感じ。

食事もそうだけど、オールインクルーシブを取り入れているところとか。

とても居心地がいいホテルでした(欲を言えばもっと近ければもっといい)。

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北こぶし内の風景と部屋のご紹介

玄関からエントランスに入って左側にチェックインカウンターがあります。

ミニ流氷館があります。旭川の雪の美術館を思い出しました。

この右奥に見えるのがラウンジ(ドリンクバーとテラスがあります)。

なぜか開運神社がありました(笑)。とりあえず祈っておきました世界平和。

ラウンジではドリンクの他アルコール類もいただけます。

お部屋

今回の旅は部屋の指定ができないタイプのを選択したのですが、なかなかいい部屋。

しかも上の部屋の足音があまり気にならない。

注意書きに温泉まで遠いと書かれていましたが、全然そんなことはなく、むしろいつも泊まるホテルより近かった印象さえあります。

ベッドはツイン。シモンズのベッドなので寝心地は保証。

独立したベッドが二つ置かれているので、のびのび寝られました。

部屋から観光船の出航が見えます。

早朝から観光客が遊覧船に乗るのに並んでいたり、釣りをしている人などがいてボーっと見ていられます。

サンセットはテラスで見たのでサンライズは部屋から見えました。

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北こぶしの食事はライブキッチンで作りたてを食べられる

食事どきにはシェフが腕を振るって作ってくれます。

メニューも好みのものを選べるので、多くの海鮮から選んで食べるスタイルではなく、選び抜かれた2種類の中から選ぶスタイル。

食べ比べもできるし気に入ったら同じものを頼んでもいい。

また、食事時にもアルコールが用意されており、それもまた美味しかったです(旭川のお酒も偶然ありました)。

ゆず酒もあって、スッキリ飲めるのではかいきます(これも北海道弁?お酒が進むという意味です)

夕食

かなりレベルの高い食事が用意されていました。

焼きたて、揚げたて、作りたてを楽しめるのが嬉しいポイント。

こちらのお肉を使ったステーキなども。

牛ステーキ一切れですが、ソースもこってりしており濃厚な味わい。牛の味が口の中に広がります。

お皿もなんか上品でしたね。料理もお皿の印象で変わるのも面白い。

お寿司もネタが分厚く新鮮で歯ごたえがあって美味しかったです。

左のタコの料理は肉厚でトマトのソースがサッパリ食べさせてくれました。

タコ自体の味わいが強く、噛み切るのに少々てこずりましたがとっても美味しかったですよ。

隣のカレイのグリルも表面がカリッと焼きあげられて噛むとサクッとした歯ごたえを感じられ、ホロホロと口の中で崩れる。

お魚の旨味がじわーっと広がっていきます。

こちらは左側の昆布ザンギ(唐揚げ)をいただきました。

ザンギだけでも肉汁がじゅわっと出てきて脂と肉のうまみが混然一体となって広がる上に、こんぶの味わいもプラスされて口の中が味の大渋滞になりました(笑)

リピートしたかったのですが、他のものも食べたかったので泣く泣く断念。

僕らは食べ(られ)なかった、知床鮭といくらのクリームパスタ。

見るからにこっておりしておりさらにいくらまで…だと!?

出てくる料理を全部食べるようなことがあれば完全なオーバーカロリー確定ですね。

いくらも北海道のものなので新鮮極まりありません。

ドリンクコーナーも充実しており、全部は飲み切れません(笑)

こちらではキレートレモンをいただきました。

こちらのコーヒーミルでは売店でも売っている「流氷コーヒー」は提供されます。

スッキリした味わいでしたよ!気に入ったら是非。

ちょっと見にくいのですが、焼酎・ウィスキー・ワイン(赤・白)が取り揃えられておりお酒好きにはたまらないと思います(僕はそんなに飲めませんが圧巻でした)。

ビールサーバーが設置されておりセットしてボタンを押すだけで7:3の黄金比のバランスで抽出されます。

グラスは常に冷えているものが用意されているので、おかわりもベストセッティングでいただけます。

左に見えるのはツブ貝、右に見えるのはチーズが見えます。

生ハムとの取り合わせもお酒が進みますよね。

果物はキウイ、パイナップル、りんご、ライチなど盛りだくさん。

画像の向こう側にあるのはパン。焼ける機械があるのでこんがりしたものもいただけます。

北海道と言えばカニ、ですよね。カニの味を余すところなく味わえます。

カニの味が濃く味噌汁としての完成度はもはや味噌汁を越えている…!!

汁ものではこれが一番美味しかったなー。

とどめはデザート。

ドーナツやチョコレートなど日替わりメニューなので、あなたが訪れた時に同じものが出てくるかは分かりません。

またそれが再び訪れる楽しみでもありますけどね。

デザートの中で一番おいしかったのはこちらのチーズケーキ。

クリームチーズが上に乗っておりメチャウマでした。

カロリー満載で味の濃い料理を食べた後でも負けないくらいの力のあるケーキでしたねー。

しかも、シェフが一つ一つ作ってくれ、レモンの皮を削って乗せてくれます。

これまた、レモンの香りと皮の苦みが程よいアクセントになっていました。

また、隣にスムージーも。

リンゴとにんじんで甘みが爆発していました。これはおかわりをしましたよ!

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朝食

朝からこんなゴツいの食えんの!?って思いましたが、イケました(笑)

左は北海道旅行で居酒屋で観光客が頼むホッケの一夜干しが朝から食べられます。

内地ではアジがホッケの代わりみたいな感じでしょうかね。道民の魚と言えばホッケですね。

右は朝食の定番鮭。どちらも大根おろしに卵焼きがついています。

僕らが朝からチョイスしたのは旅先でしか食べない「肉」です(笑)

左のハンバーグはつなぎを入れずに100%肉(牛と豚)で作られているので、ボロボロになりますがその分肉本来のうまみが朝からガツンと爆発しました。

トマトソースがサッパリ感を演出してくれるのでこってりしながらもあっさりといただけました。

右の骨付きソーセージもボリューム満点。骨のキワが一番味が濃いとされているので、美味しい所をいただけます。

僕らの朝食は夫婦そろって同じチョイス(笑)シェアという概念がなかったようです…。

お米もふっくら炊き上がっており甘みがたっぷりで美味しかったです。

刺身を数切れ入れ、かつおだしたっぷりのだし汁をぶっかけていただきます。

「あっぺ飯」って僕もあまり聞き馴染みがありませんでした。

牛肉と鮭のクリームコロッケです。

さすがに朝から肉にコロッケは入らなかったので、こちらは敬遠しています。

前を通るといい香りが…。

オールインクルーシブだからと飲み過ぎたあなたにしじみ出汁、しかもサロマ湖のしじみで残ったアルコールを吹き飛ばしましょう。

デザートはグレープフルーツとパイナップル。

酸味で寝ぼけた頭をスッキリさせてくれますよ~。

ボリュームは満点。普段食べない量と質のせいで、朝食べてから15時くらいまで食べたくなかったです。

新千歳空港に向かう人だと昼食の時間帯が微妙なんじゃないかなって思います。

道民ユウト的には星4つレベル

オススメ度:5.0
ロケーション(位置):2.0
食事:5.0
ロケーション(景観):5.0
雰囲気:5.0
お風呂:4.0
お部屋:4.0
全体的な満足度:4.0

ホテルや食事、ロケーションに至るまで5つを付けました。

…が、いかんせん遠い。

果てしなく遠いので、減点(笑)

僕らはまだ旭川からなので良かったのですが、札幌や新千歳空港から来るようだと移動だけでも半日以上かかります。

たっぷりと日程と余裕を持った旅程にした方が疲れなく楽しめると思いますよ。

知床を満喫するためのオススメモデルコースをご紹介

本記事は北こぶしのホテルに関するレビューでしたが、この記事を読んで知床旅行に行きたくなったあなたにオススメ旅行計画の情報をご紹介。

この記事だけでも結構長くなってしまったので、別記事に2泊3日のモデルコースを作成しました。

よろしければ旅の参考にしてみて下さい。

知床観光2泊3日旅行のモデルコースと海鮮グルメ。レンタカーで行くカップル旅

まとめ

北海道オブ北海道の知床旅行に最適なホテルをご紹介してきました。

食事は「量より質」な感じでマルスコイにも負けるとも劣らないクオリティー。

果てしなく遠いですが、一度来るときっと虜になることでしょう。

あなたの知床旅行の決め手にこの記事がなれば幸いです。

知床を訪れたくなったら下記よりどうぞ!

北こぶし知床 ホテル&リゾート

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道民ユウト。旭川在住の人。

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