冬の北海道を走る時に気をつけたい5つの環境について

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道民ユウト
道民ユウト

どうも!冬の運転も得意な道民ユウトです。

冬の北海道は絶賛吹雪が起きます。気温が下がれば下がるほど雪は降らなくなりますが、視界は比較的クリアになります。
逆に少しでも気温が上がれば猛烈な吹雪で視界が遮られることもあります。

その他にも路面状態の変化が大きく道民の方でも冬は運転しないという人もいるくらいです。

今回は北海道で車を走らせる時に気をつけたい5つのことについて書いていきます。
道民のみなさんも道外からお越しの方にも参考にしてみてくださいね。

レンタカーで冬の記事に北海道を運転するのであれば、こちらのレンタカー会社がオススメですよ。

冬の北海道で起こること

冬の北海道は基本圧雪かアイスバーンです。アスファルトが見えていてもその実凍っていることもあるので、注意が必要です。

ざっとこんな路面状況ですね。

  • 吹雪
  • 吹き溜まり
  • 雪の壁
  • 車線が分からない
  • 路面状況の変化

状況1.吹雪

これはそのまま視界が悪くなります。場合によっては進むのすら躊躇するくらいの状況です。

なにせ視界が真っ白になるので、前の車との間隔が分からない上に、ブレーキランプすら見えなくなることも。

後はワイパーの部分に雪が溜まっていまい拭き取りが悪くなるという事態が起きます。
場合によっては車から降りて窓を綺麗にしければならないことも。
信号で止まればできますが、郊外でそれが起こるといったん路肩に車を寄せて雪をほろわないといけません。

この場合視界が悪いと後続からの車の追突の危険性も高まるので、オススメはしませんが
そうでもしないと運転自体が危険です。

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状況2.吹き溜まり

 

普通に車線を走っていると急に車線を変える車に遭遇したことはありませんか
マナーが悪い車が最近叫ばれているのですが、そうでない場合の一つがこれ。

目の前に吹き溜まりで雪が積もっていてそのまま通過できない場合があります。
突っ込んだら車にもダメージがいくことも。
なので、車線を強引にでも変えないとできない場合があるのです。

状況3.雪の壁

 

これは交差点でよくあることです。
雪山が邪魔で交差点に合流できないケースです。
車が来ているかを確認するために車の頭を前に出さないといけないのですが、
それだと横から来る車にとっては車線を潰されることになります。

昔はこの雪山でソリで滑る子供がいて、車道に突如下りてくる子供をはねる事故が頻発していたのですが(ドライバーからしてみたら予測なんてできません。完全に̪死角から出てくるので避けようもない。昔はこれで何人か死んでいます)

状況4.車線が分からない

雪で路面が覆い隠されるということはセンターラインが見えないということ。
おまけに積もる雪で比較的広い車線の北海道でも2車線のところが1.5車線になったり、
完全に1車線になっていたり、酷いところ(住宅街の中道)になるとすれ違えない状態だったりします。

怖いのは除雪状況により2車線で走れていたところが急に車道が狭くなり、予期せぬ合流になったりするケースです。

お互いにゆとりを持っていないと割り込みや幅寄せの原因になってしまいます。
おまけにマナーや運転の荒い奴がいると合流したいのに後ろから猛スピード(雪道なのに)で迫ってくる輩もいるので、かなり怖いです。

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状況5.路面状況の変化

路面の状況としては

  • 圧雪
  • アイスバーン
  • 轍(わだち)
  • デコボコ(そろばん)道
  • ロードヒーティングでの段差

です。

これらに共通しているのは【急】のつくことはしないということ。

急ハンドル、急加速、急ブレーキ、です。
圧雪路面でも乾いたアスファルトよりも制動距離が3~4倍になるといわれていますからね。

圧雪

圧雪では比較的止まりやすいのですが、それはしっかり路面が踏み固められている条件下でのみ。新雪だったりするとタイヤを取られて思わぬ方向へ持って行かれることもあります。

特に駐車場に停めてあったところから車を動かす時にぬかってしまう場合は抜け出るのにちょっとしたコツが要ります。

前後にゆすって出るのですが、あまりふかすと路面を削ってしまって余計出られなくなってしまうことも。腹がつかえたら陸の亀ですからね。どうすることもできなくなります。

アイスバーン

一番怖いのはこのアイスバーンです。
見た目に分からないものをブラックアイスバーンと呼ぶのですが、ブレーキが遅いとまず止まりません。

ABSがついていてもハンドルのみでの回避行動しか取れません。
前が渋滞していたらもうダメです。
車に追突するより被害が少ない雪山に突っ込むしかなくなります。

しかし、この場合でも新雪の雪山ならばともかく、除雪後の氷固まった雪山では車が大破してしまいます。

道路状況によって道が傾斜している場合があるのですが、
右左折待ちの車がいる場合横をすり抜けるのですが、スタッドレスタイヤが古いと横滑りして隣の車にぶつかってしまいます。

角がなくなったタイヤは早めに替えてください。

轍(わだち)

轍とは車が通った時にタイヤが付ける跡です。
人間でいえば足跡のようなもの。

トラックなどが通った場合車重が重いのでよりつきやすいです。
さらにこの部分がアイスバーンになっていると、轍から抜ける時に滑ったり、ひどい場合になるとスリップして車の向きが変わってしまうことさえ。

しかも怖いのは、トラックのタイヤの幅と乗用車、特に軽自動車には大きな差があります。
なので、まっすぐ走っている分にはいいのですが、車線変更を余儀なくされる時、
抜け出る時に危険です。

実際対向車線に飛び出して事故になったりするケースの大半はこれらの組み合わせで起こります。十分に注意したいですね。

デコボコ(そろばん)道

住宅街で雪の捨てる場所がないと車道に出すマナー違反の人がいます。
確かに融雪溝がないと雪の捨て場に困ってしまうのですが、これのせいで歩行者はもちろんのこと、道路を走るドライバーにとっては非常に迷惑です。

気温さで溶けたり、またそこに雪を捨てることによってできる段差、そろばん道は雪の色も相まってとても見にくいです。

そのため、急激な段差で腰を痛めたり、車高の低い車だとバンパーにぶつかってバンパーがもげるなんて悲惨なことも。

そろばん道の一番怖いところはタイヤの接地面が少ないので、ブレーキが効きにくいこと。
ただでさえ、止まりにくいのにブレーキの効きが悪いなんて最悪です。

ロードヒーティングでの段差

ロードヒーティングは坂道などに設置されていることが多いのですが、
これまた境目が結構な段差になっていることが多いです。

どうしても構造上できてしまうこの段差。
温める部分と外気で冷える部分が混在する場所になるので、ツルツルだし、氷の段差のため
車高の低い車は余計に慎重に進まねばなりません。

冬道でしてはいけない運転(操作)について

冬道はとても滑ります。夏とは全く違うと言ってもいいでしょう。
道民ですら気を付けていても事故になったりするので運転操作には細心の注意が必要です。

特に以下の操作は行わないようにしましょう。

  1. 急のつく動作はしない
  2. わだちに逆らわない
  3. 車間距離は夏の3倍を意識する
  4. 滑った時の対処法

注意1.急のつく動作はしない

いわゆる急発進・急ハンドル・急ブレーキです。
ぶつかりそうになったときは回避行動を取る必要はありますが、普段の運転では行わないのが無難です。

きっと予想以上に滑りますし、滑った車を立て直すのもカウンター(流れた車体の反対側にハンドルを切ること)を当てる必要がありますが、中々急にできるものでもありません。

北海道を走る際には四駆の車をオススメしますが、例え四駆といえども発進時のグリップが
二駆よりも高いというだけで滑らないというわけではありません。

注意2.わだちに逆らわない

圧雪の場合はあまり気にならないと思いますが、わだちというタイヤの走行跡が残っている場合があります。

先に書きましたが圧雪の場合はそれほど警戒する必要はありませんが、
これがアイスバーンの場合はスリップ&ワープするのでここを走る場合には細心の注意が必要です。

冬の北海道を走る場合には四駆と大きな車をオススメするのはこのわだちに沿って走れるからです。

軽自動車だとわだちの幅が合わずに弾かれてしまうこともあるため、結構怖いです。
ABSも利かない場合もあります。

注意3.車間距離は夏の3倍を意識する

とにもかくにも車間距離を開けておいて損はありません。
前の車がスリップしても、横から車が飛び出してきても距離さえあれば対処できます。

圧雪やアイスバーンでは制動距離(ブレーキを踏んでから止まるまでの距離)は
夏のコンディションの3倍とも言われています。

今あおり運転が騒がれているので、余計に車間距離を取りたいですね。

注意4.滑った時の対処法

一概には言えないのですが、参考程度に覚えておいてください。

滑ったらブレーキは踏まないでタイヤがグリップを取り戻すまでカウンター(車体が滑った方向と逆にハンドルを切ること)を当てて対処するのが一番です。慌ててブレーキを踏むと更に滑り出す場合もあるので注意が必要です。

知り合いは免許取りたての頃、冬道で滑って急ブレーキを踏んだがために道路の鉄柱に突っ込んでしまい廃車になったという状況を聞いたことがあります。

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車に装備しておきたいもの

煽り運転でもあるように、いつおかしなドライバーと遭遇するか分からない時代になってしまいました。

こういう状況では自身の潔白を証明するためにもドライブレコーダーが必須です。
詳しい記事はこちらで見ていただくとして

最近では後ろの画面を録画できるドラレコが流行っています。
お手持ちのレコーダーと合わせて付けておくと非常に便利です。
こちらのモデルは車内配線でつないで車内に設置するタイプ(リアカメのみ)

 

Beat-Sonic ビートソニック BC31 ホンダ JW5 S6

ここで、リアカメラを追加するのは手間がかかったり工賃が高いなどの疑問が湧くワケなのですが、こちらの記事ではDIYのやり方について書いてあるのでご参照ください。

DIYラボさん

関連記事も載っているので見てみてくださいね。
ちなみに僕はDIYというか工作が苦手なので多分業者にやってもらいます…。

僕のようにDIYが苦手、メカ苦手、取り付け困難と三拍子揃った人
今あるドラレコにリアカメラを付けるという暴挙は止めて大人しく前後カメラ対応のドラレコを新たに購入する方が潔いかと(笑)

費用(リアカメラ単品、延長コード、それらを付ける工賃)を考えても、
新品で対応した方が料金的にも実働的にも面倒くさくないという僕の結論です。

ということで各方面でオススメされている前後カメラ付きのドラレコをご紹介したいと思います。

そして忘れてはいけないのがSDカード。大容量のものはドラレコにはあまり必要ない(撮って動画を何かに使うとかでなければ容量は16Gくらいで十分)のと、

ドラレコで使うSDカードの寿命って実は3年くらいなので、こまめに交換する方がいざという時に映ってなかった(データが破損している)…なんてこともなくなりますよ。ということでオススメSDカードです。

こちらは2枚組なので、お手持ちのスマホ(アンドロイド)とかにも同時に使えます。

滑り止めに撒いてあるもの

大別すると

  • 塩化カルシウム

です。

砂は昔FR(後輪駆動車)のトランクに積んでケツが振るのを予防したりしましたね…
(このネタが分かる人はきっと車好き)

で、こちらは普通の砂を撒いてグリップ力を高めるのに使いました。
別段放っておいても問題はありません。

問題はこちらの塩カルこと塩化カルシウムの方。
車底部の錆につながるとのことで車底部の洗浄は念入りにしておいた方がいいですね。

まとめ

冬の北海道を走る上での5つの危険について書いてきました。
実際にはこれらは単体ではなく、複合的な要因として存在しており道路状況はもちろん、周辺環境によっても大きく様変わりします。

道民ドライバーはもちろん知っているでしょうが、道外からの観光客もたくさんこの北海道を訪れてくれます。里帰りで久しぶりに運転する人やペーパードライバー、普段乗り慣れないレンタカーや環境によって戸惑うドライバーもたくさんいると思います。

運転する人は心の余裕とちょっとの気遣いで安全運転でお願いします。
そして、この記事を参考にして安全運転で観光を楽しんでいって欲しいと思います。

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この記事を書いた人

道民ユウト。旭川在住の人。

このブログでは僕が行ってみて良かった!!って感じた北海道の温泉地(客室露天風呂)・グルメ・車での移動情報をお届けします。

主に30代カップル・夫婦(子供なし)の参考になる情報を発信していきます。

詳しいプロフィールはこちら

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